中央ヨーロッパの小国チェコの世界遺産

チェコの首都:プラハの街並

チェコといえば、「変身」を書いた文豪・フランツ・カフカの出身国。

水より安いビールがあったり、ビールの消費量が世界一であったり、ビール工場がたくさんあったりとビールにまつわるエピソードが何かと多い国でもありますが、「プラハ城」などの美しい建築美術でも有名な国であり、本来の姿としては「芸術の国」としての印象が強い国がチェコです。

あまり知られていませんが、人形劇やクレイアニメーション(粘土を使ったアニメーション)などのオシャレなアニメーションを豊富に生み出しているので、チェコは日本の美大生などから熱狂的な支持を受けている国でもあります。

1993年に独立したばかりのチェコですが、素晴らしいカルチャーが多く存在しており、世界遺産の数も世界ランキング中19位と、規模の小さい国とは思えないほど、かなり豊富な種類の世界遺産を保有しています。

ちなみにチェコの世界遺産の内容は「ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会」やプラハ城を包括する文化遺産である「プラハ歴史地区」、ユダヤ人のかつての生活空間を保存している「トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス教会 」などを含む 12カ所の文化遺産となっており、今現在(2012年)自然遺産をチェコは一つも保有していません。

何かと古城が多く、美しく繊細な町並みが続いている国なので、繊細な建物や緻密に描かれた宗教美術などに興味のある方は心の底から楽しめるスポットであるかと思われます。

また、チェコの首都といえばみなさんもご存じの通りプラハなのですが、プラハから各世界遺産への道のりはかなりスムーズに移動できるので、一時間程度で色々な場所へ移動しながら、様々な観光地を尋ねてみるのがおすすめです。

ちなみにチェコ旅行の際に必ず訪れたい観光地の一つをアンケートすると「プルゼニュ」という街が必ず挙がります。

この街もプラハから1~2時間で移動できるのでプラハを訪れた際は、ぜひこちらの観光地にも足を向けてみましょう。

そして、プラハを訪れた際に忘れてはいけないスポットがもう一カ所あります。

それは「黄金の小道」です。

これは冒頭でもご紹介したフランツ・カフカの住居がある路地であり、プラハ城から東へ向かった所の城下町にあります。

かつては錬金術も住んでいたと言われる通りなので、錬金術の文化に関心のある方もぜひ訪れてみてください。

またチェコはアルフォンシュ・ミュシャの国でもあるので、ミュシャの絵画をめぐるツアーなども頻繁に開催されています。

「世界遺産だけでは物足りない!」という方も、チェコは思いっきり満足できる面白いカルチャーがたくさんある国なので、プラハ城を観光した帰りに色々な場所をめぐってみてください。

そして、もしプラハ城を見学した後に古城への興味が湧いてきた場合は、ぜひ「リトミシュル城」も観光してみましょう。

リトミシュル城もプラハ城と同様に世界遺産に登録されており、バロック調の外観が非常に美しい建造物となっています。

リトミシュル城の内部は大統領や首相が訪れる場所としてもおなじみであり、国際オペラフェスティバルが開催される場所としても利用されているので、各国の大物たちの過ごす場所を見てみたいという方はぜひとも、内部を覗いてみましょう。

音楽や建築美術が好きな方におすすめのリトミシュル城ですが、チェコには音楽に関心のある人が非常に多いので、音楽系のバーや喫茶店に行くとまた違った音楽空間を堪能することができます。

チェコは特にジャズが好きな国民が多いようなので、ジャズが好きな方はぜひとも、世界遺産をめぐった夜に、ジャズバーで物思いにふけってみましょう。

プラハ城に勝るとも劣らない美しい建築になっているので、お城めぐりがしたい方は要チェックの世界遺産です。